2025.02.14
いそべっち日記の磯部です。
メンタルから見た、怪我との関係性を実体験をもとにお伝えいます。
怪我をする理由に、ストレッチや筋力不足などがよくあげられます。
1つの要因としてありますが、その裏にはメンタルが関係していることがあります。
※メンタルとは自分分析、自律(自己管理)、行動力から成り立っています。
【実体験】
高校の部活コーチをしていた時に生徒が軽い怪我、肘、肩、腰の怪我をするケースが多く原因を探っていました。
約25名のうち約5名が怪我するのはちょっと原因があると思い分析していました。
まずは1人の生徒に話を聴きました。
いそ「最近、身体を痛めてるみたいだけど、何かあったの?」
生徒A「来月の試合で結果を出したくて、速いボールを打ちたいので思いっきり打ってます!」
「でも、そうしたら肘を痛めてしまって、、、」
いそ「試合前に痛めて不安だよね」「どうして結果を出したいの?」
生徒A「はい、自分は小さな結果も出したこともないし、高校から始めてテニスが好きになったので歴代の先輩にも高校から始めて、ベスト8やメダルを取った人がいたと聞いたので自分も行きたいんです。」
※区大会では強豪といってくださる時期がありました。その時期の話で毎年、メダルを単複、団体のどれかはメダルを取っていました。この生徒の代はメダルが無理と言われていた世代です。
いそ「そうなんだね」「怪我をするのは仕方ないことだけど、試合で勝つことが目標にあるのに今のペースで、その肘は大丈夫?」
生徒A「大丈夫です!痛み止めを飲んでもやります!!」
※ここで、メンタルトレーナーの目線は自己管理と自己理解不足と判断します。生徒Aは自分のリミット理解していません。
いそ「ノーシードからベスト8までは、5回戦まで行くんだよ?メダルはその1個上。」「痛み止めを飲むという事はもう体は限界という意味だよ?」
生徒A「時間がないんです。ただでさえ、練習時間が少ないしバイトもしているので部活の時間しか打てないんです」
いそ「そうか、時間がないと焦るよね」「そのショットを扱える筋力はつけてる?ストレッチや柔軟は?」
生徒A「少ししかしてないです。できない日もあります」「筋トレは始めました」
いそ「とても素晴らしいことだね」「ただ、食事や睡眠に気をつけたことはある?」
生徒A「いやないです」「バイトもしているので睡眠時間は5~6時間です。」
「食事はなんか関係があるんですか?」
※生徒Aはとてもエネルギッシュで真面目な方で仲間思いの熱い人柄でした。
いそ「怪我をする理由に疲労の蓄積から起きることが多いんだよ、その回復は睡眠か栄養が大切になるんだよね」
「プロアスリートは自己管理のプロ、睡眠や食事は誰でもできるから部活1番の自己管理を見につけてみない?」
そこから生徒Aは自己管理をするようになり、大きな怪我もなく、身体つきや柔軟性もよくなりプレイの質も上がりました。
結果、個人では叶わなかったですが、団体では強豪先輩チームがベスト8だったのに対して、ベスト4でした。
これは3位タイになるのでメダルです。
生徒Aは決してテニスが上手いわけではありませんでしたが、人格者なので部員から慕われていました。
団体戦も自己管理を磨いて、怪我と向き合って乗り越えていました。
その姿が周りの団結力を高めていました。
この話のターニングポイントは「自己管理」です。
自分の事を雑に扱っていました。
メンタル一つで行動は、良くも悪くもなります。
自分の行動は自分に対して本当に正しですか??
それでは!!
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