いそべっち日記の磯部です。

昔話の続き。

メンタルノートを書いてもらうことになりました。

「メンタル」のコントロールは、自己理解力が大切です。漫画みたいですが、「自分をどれだけ知っているか」です。

まずは自分を知る。自分のことは案外、知りません。

ノートはもちろん、サボるし、続かないし、やめる生徒が多かったです。ただ、1人の生徒が結果を出しました。そこからノートは広まりました。

自分の事を相手からアドバイスを聞いたときに、その場は良くても、すぐ忘れます。だからノートにすぐにまとめさせました。

 

このノートは条件があります。どれか１つは必ずやる。

①、嘘、見栄を張らない。事実を書く。

②、感情を書く。→評価しない。例えば、イライラしたから、キレてしまった。だからダメだ。など

③、休みの日のメンタルも書く。

④、ネガティブなワードを、極力使わない。→同じネガティブワードを1日、３回まで。

⑤、良いところを３つ書く。

 

他責思考な生徒が多いので、自己管理をさせてみました。

やはり、他責から自責思考に変わったので、自分のミスや間違えを自分で理解して改善するようになりました。

一見、自責だと自分を追い詰めるようになるのでは？思うかもしれませんが、自分が望んだ行動であれば、案外ストレスはないです。

この時に気付いたのは、生徒の好奇心、やる気を邪魔しない事。こちらの価値観、世間体を押し付けない事です。

高校生の価値観、世間体を尊重し少しずつ、こちらの世界観を提供する形をとると、自分から行動してくようになります。

 

ノート１つで大きく人は変わるのだと、教えていただきました。

 

「自律」できるようになり、セルフジャッチでの試合や、テニス以外の環境にも強くなります。

この続きはまた。