2025.02.16
いそべっち日記の磯部です。
みなさんは、「聞く」と「聴く」の違いはわかりますか?
メンタルトレーナーやカウンセラーが使うテクニックに「傾聴」という言葉があります。
よく「傾聴力」という言葉も「本」や「メディア」で取り入れられていますよね?
なんだったら、ビジネスでも傾聴力というのは必須な世界になりました。
イメージでいうと
聞くは「業務的、うわべ」、聴くは「親身、寄り添い」かな・・・。
正直にいうと「人は人の話に興味はありません。」
言い方を変えると「自分に興味を持っていない人の話は聴きたくない」が正しいかもしれません。
よくある相談の中に、ジュニアの親御さんからの「家と外では態度が違う」という相談があります。
ここであるのは、「子ども=子ども」のままで話していることが多いです。
ん?と思いますよね?
「自分のこども=親に無条件に従う」
ではないという事です。
皆さんもよーく考えてください。
反抗期はありましたよね?
親とは違う空間を望みましたよね?
友達と遊ぶ、会社に勤めたら一人暮らししたいとか。
そういう年がいたから仕方なく行っている訳ではないですよね?
子どもには言うこと聴きなさいというのに、子どもだからと子どもの言うことは聴いていないものです。
親御さんにはこう言いました。
いそ「もう子離れしていいんじゃないかな?」
親「いえ、まだこどもです。」「なにもできません」
いそ「もうXさんは、自分でできることがたくさんあります。」「そこを認めてあげたら良いんじゃないですか?」
親「まだ自分で出来ないことは多いです。」
いそ「そうですか・・・でも、そうさせてるのは親さんだとしたら?」
親「そんなことはありません。もっと厳しくしないとゲームもするし、私はTVも見れない」
いそ「ではTV捨てればいいんじゃないかな?」
親「はい?」
いそ「子どもからしたら、勉強する時に親がTV見てたら、お前も同じやんけって怒るよ?」
「まだ高校生、されど高校生。厳しくするならそれなりに対等じゃないと、もう中学生じゃないですよ?」
親「そうだけど・・・」
いそ「・・・そんなに子どもかな?」「親さん、知ってますか?大人を含めてみんなの前では、礼儀正しいし、言葉遣いも部活で1番整ってるから、先生の評価もいいんですよ?」「それにXさんほど部活で一生懸命に取り組んでる生徒は多くないよ?」
親「本当ですか?(笑)」
いそ「自分の子どもを信じれないんですか?(笑)」「もう立派な人間性をお持ちですよ?」
「ぜひ、お家で部活の取り組みなど思いを聴いてみてください。」
後に引退試合でXさんは学校初の金メダルを取りました。
※シングルス200名の頂点です。区大会でしたが学校がとても多くエントリーが多い区域です。
親御さんからも感謝されました。
あの時に向き合っていなかったのは自分だったと気づき、Xさんへの行動も変わりました。
ですが、ちょくちょく親さんからXさんの愚痴を聴いていました。(笑)
本当は自分が必要なくなるのが怖かったんだって・・・
みなさんは、大切な人の話しは、聞くですか?聴くですか?
それでは!!
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