ベロかんで涙目のよしのです。こんにちは。

移動の楽しさは、景色が変わっていくことです。そして一番シンプルな移動方法は徒歩です。ゆっくりと景色が変わっていきます。世の中に乗り物が無ければ、あるいは僕は、歩いて日本を巡ったことでしょう。しかし、今は乗り物があります。そういうわけで、一日に１４００キロ移動した話をしていくので、ゆっくりしていってください！

どこへ行ってきたかというと、青森です。空路で向かいましたが、空港で搭乗手続きをする際に、ゲートを間違えてしまい、日本人の係の人に「stop！no gate アッチアッチ！」と向こうの方のゲートを指さされたので、こう言ってあげました「私は日本人です。」と。無事保安チェックが終わり、搭乗ゲートへ。

ポケットに突っ込んでいた搭乗案内は、しわくちゃになってしましましたが、搭乗口まで、バスで移動するという体験ができたました。バス移動なので、飛行機を地面から見上げる形で見ることができました。これは僕にとって貴重な体験です。空の旅は、快適そのもので、僕は翼のあたりに陣取りましたが、客少なく、見渡す限りは空席でした。日本列島を北上していきますが、地面がだんだん白くなっていく様に、北国に来たんだなぁという思いが強くなっていきます。ゴールの青森空港は、積雪量日本一。しかし、ほとんど欠航することはありません。

それを支えるのは空港除雪隊。彼らは、ホワイトインパルスと呼ばれ多くの特殊な重機やトラックを扱い、驚くべきコンビネーションで空港を除雪していくのです。この日は、そこまで積雪はありませんでしたが、彼らの活躍を見ることが出来ました。

そして青森と言えばなんでしょうか。

そう。リンゴです。この自販機の他にも、売店では様々な種類のリンゴジュースが売られていました。リンゴの他には何があるでしょうか。

時の鐘ではありません。ホタテ広場です。青森県平内町にあります。駅で言うと青い森鉄道は浅虫温泉駅。駅からちょっと歩きますが、陸奥湾の絶景を見ながらの散歩は、旅をしている感じがしてグッドです。ちなみに、青森のホタテは6月頃が旬。２月は冬季ということもあり、あたりは閑散としていました。

でもレストランは営業していて、ホタテを食べることが出来ます。ここのホタテは、甘くてねっとりとしていて美味です。また、浅虫温泉では、名前のごとく温泉もあり、駅前にはこれまた陸奥湾を一望できる展望風呂があります。しかも安い。

なんか奇岩っぽいのがあったので、記念にパシャリ。他にも行きたいところは山ほどありますが、そろそろ帰りの新幹線の時間です。

帰りの新幹線の様子です。新青森発東京行はやぶさ３９２号グランクラスです。新幹線に乗車するには、特急券だけで乗れる自由席があります。さらに指定席料金を払うと指定席に座れます。さらにグリーン料金を払うとグリーン車に乗れます。さらにグランクラス料金を払うとグランクラスにのれます。グランクラスに乗るなら、それなりの覚悟が必要です。

乗車すると、アテンダントさんに、ウェルカムグッズを貰えます。おしぼりと、水と、チョコです。グランクラスのロゴが高級感を醸しています。また、和食もしくは洋食の前菜があり、さらに、ドリンクが飲み放題です。駅でホタテ弁当を購入していたので、走る高級割烹料亭です。新幹線にグランクラスが設定されてから十数年。「グランクラス乗ってみた」系の動画を見続けて十数年。ようやく夢がかないました。せっかく乗車するならなるべく長く。せっかく乗車するなら旅の最後に。ということで、青森～大宮に乗車したのです。３時間の乗車時間のうち、９０分くらい寝てしまったのがとても悔やまれます。

次の夢は、北陸新幹線のグランクラスです！