2025.01.23
念のため、マスクを着用しているよしのです。こんにちは。
今回は、僕が初めて体験したことを書いていくので、ゆっくりしていってください!
僕はその日、病院のベッドの上に居ました。見えるのは僕の周りを囲んでいるカーテンと、やたらと明るい天井です。左には点滴のパックがあります。
「吉野さーん、移動しますねー。」
看護師はまるで日常の挨拶をするかのように僕に話しかけます。
「ひゃ、はい!」
対照的に、僕は、非日常の緊張感を味わっています。処置室に運ばれると、点滴がはじまります。僕は注射が苦手で、針が刺さりっぱなしの点滴なんて、正気の沙汰じゃないと思っていましたが、やられてしまうと大したことはありません。さらに、左手指先には酸素測定器、右腕には血圧測定器。「いかにも」な装備を装着しています。人取り装着させると看護師はどこかへ行ってしまいました。僕は一人になります。処置室には、「ぴ・・ぴ・・ぴ・・」という規則正しい機械音が響きます。僕の脈拍なんですかね。そのリズムを聞く限り、僕は落ち着いているようです。しばらくすると再び看護師が問診票と共に現れ、僕に質問していきます。
「あら、吉野さん初めてなんですね!」「体調は大丈夫ですねー。」「この後は運転しないでくださいねー。」など。施術前に最終確認をします。
「はいじゃぁ麻酔液に切り替えますねー。」
口調は終始軽やかです。僕はこれから全身麻酔にかかるのですが、どんな感じなんだろう。徐々に眠くなるのかな。急に暗くなるのか。どんな感じなんだろう。そういう意味ではむしろワクワクしている僕がいました。
~一か月前~
「そうです。大腸がん検査のサンプルの一つが陽性でした。一応検査を勧めています。まぁ10人に一人くらいポリープが見つかるくらいの感じで、何もないとは思いますよ。念のためです。その相談があるので、ご来院ください。」
そんな電話が来たのは健康診断を受けてから一か月くらいたった頃でした。無視するのも怖いので、病院に行き、先生と今後の話をしました。その結果、大腸に内視鏡をいれて検査しましょうと。そうなったのです。
「では、一か月後に検査しますね。大腸検査をするにあたり、いくつか注意があるので、説明しますね。」
まず検査前日に食えるのはこいつらです。レトルトカレーみたいな作り方で食べられます。で、結論から言うと、どっちも滅茶苦茶美味いの。大根とジャガイモのほうは、しっかり味が染み込んでるし、ハンバーグの方も肉汁こそ溢れないものの、しっかり肉肉しい食感で、満足の品でした。でもこれ、歯が要らないくらい柔らかいの。下手したら飲み物です。レッスンの合間にこれを食べてたわけですね。周りのスタッフは、僕の物足りないかをを見るや否や、「吉野コーチこれ食べる!?」ってお菓子を勧めてくれました。素晴らしい職場です。
話がそれました。そして検査当日はこれ
これを1時間くらいかけてゆっくり飲めと。いわゆる下剤です。これを飲んで、水を1リットル飲むのが当日の試練です。これがとにかくまずい!苦くてまずいものを無理やり甘くした感じ。最初甘いけど、後から後から苦みが襲ってくるのです。夏の暑い時期ならゴクゴク行けそうですけどね!で、そういった準備を万端にして、病院に向かったのです。
~当日~
「はいじゃぁおしり綺麗にしますねー。」僕の意識の向こうの方でぼんやりと看護師さんの声が聞こえます。なんと気が付くともう終わっていたのです。一瞬の出来事です。酔って池袋から電車に乗って、目をつむったら森林公園にいた。そんな感じです。そしてどこも痛くない!ほんとに施術したのか!?と疑うレベルです。すごいぜ全身麻酔。その後しばらく安静にしてから帰宅しろとのことで、院内でぼんやり過ごします。特に何もなく、ポリープ等もなく、無事に終了です。僕は健康を勝ち取ったのです。
今年に入ってから、なんとなくちょっと調子が悪いのがずーっと続いていて、食欲もあまりなく、酒も飲みたくならない毎日でしたが、この日を境に元気いっぱいになったのです。と言っても術直後はまだぼんやりしていて何が食べたいという風になりませんでした。帰り道にバイキングとか行ってやろうとか思っていましたが、そんな気分にもなりませんでした。でも腹は減っている。そこで、スーパーで、安い肉を大量に買って、家でしゃぶしゃぶをしたのでした。
しゃぶしゃぶとハイボールですね。最高の夜でした!
今は、毎日健康のありがたみを感じています。今日も元気でありがとう!僕!
【営業時間】
月〜金/9:30〜22:30 土/8:00〜23:00 日/8:00〜21:00
【住所】
埼玉県ふじみ野市大原2-1-32 ヤオコーふじみ野大原店2F
【アクセス】
東武東上線「上福岡駅」東口下車 徒歩約12分