当ブログにおいて、旅といえば吉野であり、吉野といえば旅です。そして旅に欠かせないものは何か。旅館か？おいしい食事か？温泉か？絶景か？違います。鉄道です。鉄道無くして長距離の移動はあり得ません。そして数ある僕の趣味で、一番は、鉄道であると。つまり僕は鉄道です。そういうわけで、４県に渡って鉄道を乗り倒した話をします。

その日は松本市に用事がありました。当然鉄道で向かいます。まずは川越経由で大宮に向かいます。北陸新幹線のE７系に乗り、長野を目指します。すぐに東北新幹線とお別れをし、高崎で上越新幹線ともお別れします。

見てください、そのグリーン車の様子を。僕の拙い文章では伝えることができない、重厚な雰囲気が一発でわかりますね！リクライニングのある座席は、レッグレストを上げれば、ほぼベッドです。シックな色調が高級な雰囲気を出してくれます。席の間のスペースも広くなっていて、足を思いっきり伸ばしてもゆったりできます。北陸新幹線では、最速達種別だと大宮の次が長野ですが、それではグリーン車が堪能できないので、各駅停車で向かいます。この快適空間を1時間半ほど堪能し、長野に到着します。長野からは、篠ノ井線に乗り換え、松本を目指します。

乗車したのは「リゾートビューふるさと」全席指定席で、この場所はこのキャラクターの指定席です。アルクマと呼ばれる彼は、この地方のマスコットキャラ。「アルプス」「歩く」と「熊」が由来でしょう。リンゴをかぶってるのは知りません。

運転席の後ろはスペースが設けられ、どなたでも自由に使えます。窓が大きく取られていて、さながら展望席です。他の窓も大きく取られているので、どこにいても車窓は楽しむことができそうです。というのも、この路線では、日本三大車窓の1つ、姨捨の棚田と善光寺平があります。

ご覧の通り、この日は大雪で、一面銀世界でした。これはこれで絶景です。今しか見ることができません。というか、ずーっと銀世界だったので、ずーっと絶景でした。これも一時間半ほどで松本に到着します。長野松本間では、自動改札のクセに、IC カードが使えないので、切符を買う必要があります。みなさん、利用する時は注意願います。

松本での用事を済ませ、帰路は中央線。新宿行のあずさ号です。

W７系ほどではありませんが、こちらも快適な席です。車窓は、真っ暗だし、山奥なのであんまり楽しくありませんが、停車駅では、駅前がイルミネーションで飾られていて、ちょっとした楽しみを見せてくれます。そして立川で乗り換え、西国分寺で武蔵野線に、北朝霞で東上線に。こうして、埼玉、群馬、長野、山梨(通過のみ)と、行と帰りで全く違う路線で旅をしてきました。快適な座席と、車窓。本日もＪＲ東に感謝するのでした。

それでは、来年も宜しくお願いします！