お久しぶりですよしのです。

休暇って、休暇中はとても楽しいけれども、休暇の終わりに近づくと、だんだん憂鬱な気持ちになってきます。逆に、休暇に入る前は徐々に気持ちが高まってきます。明日から休みだ！なんて日のテンションは計り知れません。それでは、既に休暇を終え、燃え尽きた僕が、未練がましく休暇中の様子を書いていくので、ゆっくりしていって下さい！

予告通り、秩父にお遍路に行ってきました。秩父３４カ所は、西国３３カ所、坂東３３カ所、と合わせて、日本百観音と呼ばれます。西国は関西地方、坂東は関東地方の各所に散らばっています。秩父は、秩父地方だけなので、素人にもめぐりやすいようで、秩父観光の目玉の一つになっています。

お遍路は、昔ながらの巡礼道が記された地図を見ながら進みます。

道が正しければ、このような印があります。山道では、そこまで迷うことはありません。

こんな風に、より詳細な看板もあります。ただ、僕は逆回りしているので、看板の裏側しか見えません。かなりキョロキョロする必要があります。この看板を見つけると気持ちが高まります。「良かった！この道で合ってる！」みたいな。また、写真は山道っぽくなっていますが、舗装された道もあります。

このように歩きやすい道もあります。僕はこの先に行きたいのですが、橋そのものがないので、回り道をせざるを得ません。昔ながらの地図なので、こういう時に少し困ります。

巡礼道は、江戸時代に作られたもので、そのまま現代まで利用されるような道もあれば、人が通るのがやっとだから、技術の進歩とともに橋やトンネルを作ったり、車道を作りやすい土地に迂回路を作ったりしたのでしょう。山道も山道で、雨や風の影響で道がなくなったり、死と隣り合わせな道になったり、様々な顔を見せてくれます。でも、どんな山道でもそこそこ整備されていることに、秩父地方の本気を感じます。まずは二日かけて３カ所まわりました。ほとんどが峠道で、登山と言っても過言ではありません。２年ぶりにこういう道を歩きましたが、２年のブランクは、僕の身体とてつもない疲労をもたらしました。しかし、心は満足しています。たくさん歩いて、美味しいものたくさん食べて、良く寝て、あと、美味しいものたくさん食べて。充実の二日間です。

次回は後半の３日間の話です。お楽しみに！