2024.09.12
ヤオコーのテーマが頭から離れないよしのです。こんにちは。
世界には、禁足地という場所があります。行っちゃいけない・入っちゃいけない場所です。理由は、出られなくなる、呪われる、神隠しに会う、死ぬ。など、様々です。「立入禁止」と同じ意味ですが、禁足地の方が、言っちゃいけない度が高い気がします。そんなわけで、僕が禁足地に行ってきた話をするので、ゆっくりしていってください。
僕が訪れてしまった禁足地は、行ったら抜け出せないタイプの場所です。魂をそっちに持っていかれて、帰ってこられなくなります。僕はうわさに聞く程度で、行ったことはありませんが、今回不可抗力で訪れてしまいました。しかし、精神を強く保つことで帰ってこられるという話も聞いていたので、なんとか努力した結果、かえって来られたのです。そこはここです。
越後湯沢駅です。この駅の良くない所は、駅ビル内にあるとある場所です。そこにいると、なかなか抜け出せないばかりか、いつの間にかお金が無くなっていて、精神も高揚してきて、最悪の場合、高揚しすぎて意識を失い、死に至ります。
それはズバリ、ここです。ぽんしゅ館。ここに写ってる人は完全に魂を抜かれ全く動きません。精神を持っていかれ、死に至ったのでしょう。僕も誘惑に負けてうっかり侵入してしまいます。
ちょっとしたお金を払うと、ちょこっとだけお酒が飲めます。この、「ちょっとだけお金を出せば」「ちょっとだけ飲める」というのがこの場所の危ない所です。気が付くと大量にお金を出して、大量に飲んでしまうのです。その結果、先ほどの男性のように、黄泉の国へといざなわれるのです。
この場所では、100種類以上の日本酒が試飲でき、それが全部新潟県の酒蔵で作られています。恐ろしい県です。食べ物は持ち込めませんが、水と、塩と、味噌が自由に使えるところも恐ろしいです。どんどん深みに嵌っていきます。「いやぁ美味かったな」「次はこれを飲もう」「うーん、さっきのやつがより飲みやすくなった感じか」「あれ、さっきのやつどんな味だったっけ?」これで永遠に抜け出せなくなります。同じ場所をぐるぐるするのです。そのうちに「全部美味い!」ってなって完堕ちです。
僕には「尿酸値」という御利益があるので、その沼にハマることはありませんでした。また、駅構内には、新潟の名物をいただけるお店が軒を連ねています。酒風呂もあり、日帰り入浴もできますし、そもそも温泉地なので、ちょっと歩けば温泉はいくらでもあります。こんな場所が、大宮から新幹線で1時間程度の場所にあるのだから、恐怖しかありません。
今回はうっかり訪れてしまいましたが、次は、しっかり心の準備をしてから行こうと思います!
【営業時間】
月〜金/9:30〜22:30 土/8:00〜23:00 日/8:00〜21:00
【住所】
埼玉県ふじみ野市大原2-1-32 ヤオコーふじみ野大原店2F
【アクセス】
東武東上線「上福岡駅」東口下車 徒歩約12分