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2024.11.03

ゆっくりよしの日記・タマ

偉い人に尻ぬぐいしてもらってるよしのです。こんにちは。

秘境というと、どんなことをイメージしますか?僕はドラえもん映画を思い出します。アフリカにあるヘビースモーカーズフォレスト。実際あるかどうかわかりませんが。今回は東京都の秘境、奥多摩に行ってきた話をするので、ゆっくりしていってください!

奥多摩は東京の西の端です。地図を見れば分かりますが、東京の左半分は山です。

奥多摩駅は青梅線の終着駅です。終着駅なんですが、線路の終わり方が雑なんです。この草むらに車止めがあるんでしょうか。なかったら、向こうの工場に突っ込んじゃいますよ。山の中の少ない土地に家々が立ち並び、山奥だけれども、建物はたくさんあります。さらに、その家々の間を縫うように線路が敷かれています。カーブとトンネルとブリッヂの連続。乗ってるだけでアトラクションです。青梅線は乗るだけでも楽しめました。

駅舎は山奥という感じがしてとても風情があります。2階はカフェになっていて奥多摩の景色を楽しみながらゆったりできます。この日は雨でしたが、登山客がたくさんいました。駅前は小さなロータリーですが、バス乗り場が3つもあり、タクシー乗り場もあり、観光案内所もあり、ちょっとしたお土産物や、飲食施設もあり、とても機能的にできています。

その一角に住み着いた猫。名前はタマでしょう。両方とも。

奥多摩には奥多摩湖があります。正確には、小河内貯水池。小河内ダムにせき止められたダム湖です。日本の山奥には多数のダム湖があり、それらは観光名所になっています。このダムも、飲料水用のダムとしては日本一だとか。ダムの高さで日本一とか、貯水量で日本一とか、発電量で日本一とか、いろいろあって何が何だかわかりません。そんなに日本一を歌わなくてもダムが凄いのは分かります。

晴れてれば絶景なのでしょうが、雨は雨の良さがあります。近くには資料館があり、森と水の関係や、ダム建設の歴史を学ぶことが出来ます。このような巨大建造物には、完成に当たって、殉職者がいることが多いです。何十年たっても、人の生活様式が変わっても、変わらずに人の役に立っています。今の技術で作れば殉職者なんて出ないでしょう。それでも、日本の未来の為に必死で工事に携わった方々には頭が上がりません。今の当たり前は、過去の偉大は人々のおかげで成り立っているということを忘れてはいけません。

さぁ、お待たせいたしました!本日のメインイベントです。奥多摩ビールフェスです。写真は典型的はフェス構図ですね!奥多摩のバテレというビール工場で行われました。クラフトビールってやつです。ビールはそんなに飲まないので、アサヒとかキリンとかしかわからない僕からしたら、全部のビールがアルファベットで表記してあり、何が何だか分かりません。敷地はテニスコート2面分くらいしかありませんが、多くの人で賑わっていました。雨にも関わらず。何種類か飲みましたが、①フルーティ②スッキリ爽やか③コクがある④黒い。だいたいこんな感じでした。フルーティな奴は、さらに酸味系か甘み系に分かれる感じです。どのビールも度数は高くないけど、味が濃いのでとても酔った気持ちになります。屋台もあり、特産品のワサビや、ビールに合うハンバーガーなどを楽しみました。雨であの人出なので、晴れていたらと考えると恐ろしいです。

最後は、駅から10分くらいの日帰り温泉で体を温めて帰りました。良いお湯でした!

秩父の次に好きになりました!

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